日記帳
2023-05-09 17:00:00
東京無地染 色掛け加工の現場
いつも色掛け加工でお世話になっている
無地染の職人さんの元へ見学に行って参りました
この日は私の絽小紋を染めてくださるとのことで
どんな風に変わっていくのかドキドキしながら見学していきます!
色掛け加工をする前に一度着物を全て解いて反物状にしておきます
水洗い後染色液の入った装置へ設置していきます
工房内は蒸気でとても暑く夏場の作業は想像すると本当に大変です
ステンレス製の伸子で布目を整えます
色の調合はこの道50年以上の職人技です!
頭の中の勘ピューターで調合すると仰っていました ❛ᴗ❛
徐々に染料を加えて色を微調整していきます
着物は何度も繰り返し染液の中へぐるぐると入ります
今回は赤みを抑えるために薄い緑色を掛けていただきました
最初と比べるとかなり落ち着いた色に変身
水洗いをして色止めの為に酸の入った液でも洗います
脱水後乾かして完了です!
色の見事な調合は職人技ならではです
お手元にある着なくなってしまった着物も
色掛けをすると新しくまた生まれ変わります
お仕立て上がった写真はまた後日投稿いたします♪