日記帳
琉球染織の旅 〜 美ら布をもとめて 紅型 玉那覇工房編 〜
旅の始めは玉那覇紅型工房へお邪魔致しました
女将のコーディネートは
読谷山花織の着物に玉那覇さんの帯です
染の工程を見学させて頂きます
貴重な型紙の数々を拝見
女将が締めている帯の型紙もありました!
山正秘蔵品 人間国宝玉那覇有交さんの抱瓶柄の型紙も見せて頂きました
工房見学中に1枚の図案に女将の目が釘付けになります
こちらは魚籠の柄です
可愛い魚たちと共にオールやミーカガンと呼ばれる水中眼鏡が描かれています
女将の琴線に触れたこちらの柄で山正別注の帯を制作して頂くことに!
型紙を色々と拝見しながら沖縄の海にちなんだ楽しい柄を選びました
お太鼓には魚籠 前柄にはヤドカリとカワハギを配置し
関東巻き・関西巻きの両方で楽しめるようにいたしました
完成品は美ら布展でお披露目いたしますので是非ご期待下さいませ!
緻密な型紙はため息が出るくらい素晴らしい芸術品です
間近で拝見し眼福でございました
玉那覇さんお忙しいところありがとうございました!
つづく
琉球染織の旅 〜 美ら布をもとめて 〜
たかはしスタイル インストラクター
YouTubeでも有名なたかはしきもの工房の
たかはしスタイル インストラクターの資格を取得致しました!
山正でもご好評お取り扱い中のたかはしきもの工房の和装下着
11月頃にたかはしきもの工房のアイテムを使用した
楽で簡単な着物着方教室を開講予定です!
詳細は決まり次第お知らせ致します
浴衣でお出かけ会@隅田川
東京無地染 色掛け加工の現場
いつも色掛け加工でお世話になっている
無地染の職人さんの元へ見学に行って参りました
この日は私の絽小紋を染めてくださるとのことで
どんな風に変わっていくのかドキドキしながら見学していきます!
色掛け加工をする前に一度着物を全て解いて反物状にしておきます
水洗い後染色液の入った装置へ設置していきます
工房内は蒸気でとても暑く夏場の作業は想像すると本当に大変です
ステンレス製の伸子で布目を整えます
色の調合はこの道50年以上の職人技です!
頭の中の勘ピューターで調合すると仰っていました ❛ᴗ❛
徐々に染料を加えて色を微調整していきます
着物は何度も繰り返し染液の中へぐるぐると入ります
今回は赤みを抑えるために薄い緑色を掛けていただきました
最初と比べるとかなり落ち着いた色に変身
水洗いをして色止めの為に酸の入った液でも洗います
脱水後乾かして完了です!
色の見事な調合は職人技ならではです
お手元にある着なくなってしまった着物も
色掛けをすると新しくまた生まれ変わります